ブログ

Blog

MENU

「お口ポカン」「よくむせる」お子さまへ。口腔機能発達不全症の症状・チェック・改善法を解説

「気づくといつもお口がポカンと開いている」「食べるのが遅い・よくこぼす」「滑舌が気になる」——。

お子さまのこうした様子は、成長の個性と思われがちですが、じつは
口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)という、
お口の発達に関わるサインかもしれません。

日進市にある赤池の赤池ファミリー歯科では、お子さまの健やかなお口の発達をサポートしています。このブログでは、口腔機能発達不全症の症状やご家庭でできるチェック・改善方法を、わかりやすく解説します。

1. 口腔機能発達不全症とは?

口腔機能発達不全症とは、お子さまの
「食べる」「話す」「呼吸する」といったお口の働き(口腔機能)が、年齢に対して十分に発達していない状態のことです。
2018年からは歯科の保険診療でも正式な病名として位置づけられ、検査・管理が行われるようになりました。

大切なのは、これは「生まれつきの個性」や「しつけの問題」ではなく、
適切なトレーニングや習慣づけで改善が期待できるという点です。
お口の機能は成長とともに育っていくものなので、早く気づいてサポートしてあげるほど、伸びしろも大きくなります。

▶ こんなお子さまは要注意
いつも口が開いている(お口ポカン)/口で呼吸している/食べるのが遅い・こぼす・丸飲みする/
偏食が強い/滑舌や発音が気になる、といったお子さまは、お口の発達を一度チェックしてみましょう。

2. 3つの機能と見逃されやすいサイン

口腔機能発達不全症は、大きく分けて「食べる」「話す」「その他(呼吸・お口の閉じ)」
3つの機能の発達を、歯科医院でチェックして判断します。それぞれに表れやすいサインをご紹介します。

食べる
食べるのが遅い/よくこぼす/噛まずに丸飲みする/硬いものを嫌がる/偏食が強い/くちゃくちゃ音を立てて食べる
話す
滑舌が気になる/「さ行」「た行」「ら行」などが言いにくい/話すときに舌が前に出る
その他
いつも口が開いている(お口ポカン)/口で呼吸している/いびきをかく・寝ているとき口が開く/指しゃぶりや舌を出す癖が続いている

※これらのサインが複数あてはまる場合、口腔機能発達不全症の可能性があります。診断には歯科医院でのチェックが必要です。

3. 保護者向け・かんたんセルフチェック

まずはご家庭でできる簡単なチェックです。最近のお子さまの様子を思い出しながら、あてはまる項目を数えてみましょう。

  • ☐ ふだん、口が開いていることが多い(お口ポカン)
  • ☐ 鼻ではなく、口で呼吸していることがある
  • ☐ 食事に時間がかかる、またはあまり噛まずに飲み込む
  • ☐ よく食べこぼす/くちゃくちゃ音を立てて食べる
  • ☐ 硬いものを嫌がる・偏食が強い
  • ☐ 発音や滑舌が気になる
  • ☐ 指しゃぶり・爪噛み・舌を出す癖が続いている
  • ☐ いびきをかく/寝ているときに口が開いている

2つ以上あてはまる場合は、一度お口の発達をチェックしてみることをおすすめします。
早めに気づいてあげることで、無理なく改善できる可能性が高まります。

4. 放置するとどうなる?歯並び・むし歯への影響

お口の機能の発達がうまく進まないままだと、成長とともにさまざまな影響が出ることがあります。

  • 歯並び・噛み合わせの乱れ…口呼吸や舌の癖は、出っ歯・受け口・前歯が閉じないといった不正咬合の一因になります。
  • むし歯・歯ぐきのトラブル…口呼吸でお口が乾くと、細菌が増えやすくなり、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。
  • 発音・滑舌…舌や唇をうまく使えないと、特定の音が出しにくいことがあります。
  • あごや顔まわりの発達…よく噛む・しっかり口を閉じる習慣は、あごの健やかな成長を助けます。

こうした影響は、あくまで「そのままにした場合」の可能性です。逆に言えば、子どものうちに整えておくほど、将来のお口の健康につながります。
歯並びが気になる場合は、お口の成長を活かした
矯正・小児矯正歯科もあわせてご検討いただけます。

5. 何歳から?検査・診断について

口腔機能発達不全症は、主に15歳未満のお子さまを対象としています。
授乳期から学童期まで、年齢に応じて見るポイントは変わりますが、
「気づいたときが、はじめどき」です。

歯科医院では、お口の中の様子や食べ方・話し方・呼吸のしかた、唇や舌の動きなどを確認し、総合的に判断します。
痛みのほとんどない、お口の“発達チェック”のようなものです。検査内容や費用について詳しくは、
お電話・受付でお気軽にお問い合わせください。

なお、お口の発達は生まれてすぐの授乳・離乳の時期から始まっています。妊娠中・出産後のママ向けには
マタニティ歯科でもご相談を承っています。

6. 改善方法とおうちでできるトレーニング

口腔機能発達不全症は、遊びの延長のようなトレーニングと、毎日の習慣の見直しで改善を目指します。
歯科医院での指導と、ご家庭での取り組みを組み合わせるのが効果的です。

● 歯科医院で行うこと

  • お口の発達状態のチェックと、お子さまに合ったトレーニングのご提案
  • 正しい食べ方・飲み込み方、唇や舌の使い方のアドバイス
  • 定期的な経過チェック(予防歯科)/必要に応じた歯並びのご相談

● ご家庭でできること

①「あいうべ」体操
「あー・いー・うー・べー」と大きく口を動かす遊び。唇や舌の力を育てます。

② 吹く遊び
シャボン玉・吹き戻し・風船・ストローで吹くなど。楽しみながら口まわりの筋肉を使います。

③ よく噛んで食べる
前歯でかじりとる、奥歯でしっかり噛む習慣を。食材を少し大きめに切るのもおすすめです。

④ 鼻呼吸・正しい姿勢を意識
食事中は足が床や台につく姿勢に。ふだんから口を閉じて鼻で呼吸する習慣を促しましょう。

※トレーニングは、お子さまの年齢や状態に合った方法を、無理なく楽しく続けることが大切です。自己流で始める前に、一度ご相談ください。

7. 赤池ファミリー歯科の取り組み

赤池ファミリー歯科は、その名の通りご家族みんなで通っていただける歯科医院です。
お子さまが歯科に苦手意識をもたないよう、年齢・性格に合わせた対応を大切にし、
打ち解けてから治療を始めるなど、一人ひとりのペースに寄り添います(小児歯科)。

また、絵本やおもちゃを揃えた無料託児ルームや、楽しく通っていただくためのキッズクラブ
周りを気にせず集中できる完全個室の診療室もご用意。
小さなお子さま連れでも安心してお越しいただけます。くわしくは
クリニック紹介をご覧ください。

8. よくあるご質問(FAQ)

Q. 何歳くらいから相談できますか?

A. 授乳・離乳の時期から学童期まで幅広く対応できます。気になる様子があれば、年齢に関わらずお早めにご相談ください。

Q. 「お口ポカン」くらいで受診してもいいの?

A. はい、ぜひご相談ください。お口ポカン(口唇閉鎖不全)は、歯並びやむし歯にも関わる大切なサインです。早めの気づきが何よりの予防になります。

Q. 子どもが歯医者を怖がります。大丈夫でしょうか?

A. ご安心ください。当院ではお子さまの年齢・性格に合わせ、打ち解けてから少しずつ進めます。託児ルームやキッズクラブもご用意しています。

Q. トレーニングはすぐ効果が出ますか?

A. お口の機能は少しずつ育つものなので、毎日コツコツ続けることが大切です。お子さまが楽しく続けられるよう、ご家庭での進め方もサポートします。

9. まとめ|気になる方はお気軽にご相談を

口腔機能発達不全症は、お子さまの成長の途中で見つかる、早めに対応すれば改善が期待できる状態です。
「お口ポカン」「よくむせる」「滑舌が気になる」——そんな小さな気づきこそ、お子さまのお口からの大切なサインです。

日進市にある赤池の赤池ファミリー歯科では、
お子さまが楽しく通いながら、健やかなお口の発達を育めるようサポートします。
気になる様子がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

お子さまのお口のことでお悩みの方へ

地下鉄鶴舞線・名鉄豊田線「赤池駅」より徒歩約5分/雨に濡れない室内駐車場あり
無料託児ルーム・完全個室で、お子さま連れでも安心してご相談いただけます。

赤池ファミリー歯科

院長 杉本賢司

ご予約はこちら ▶

ページの先頭へ戻る